【婚活ログ】バツイチの再婚って、当たり前?

投稿者: | 2025年4月20日

「バツイチなんです」って言うと、
「全然気にしませんよ」って返ってくる。
でも、それって本当?

婚活をしていると、
プロフィールに「離婚歴あり」って書くだけで、
一歩下がって見られる気がするときがある。

私はバツイチ。
30代で結婚して、数年で離婚。
子どもはいないけど、それなりに心に傷は残っている。

でも、それを“人生の失敗”とは思っていない。
むしろ、あの経験があったから、
今の自分はもっと落ち着いて人と向き合えるようになったと思う。

再婚を考えるようになったのは、
一人暮らしにも慣れ、生活も安定し、
たまたま婚活パーティーに誘われたのがきっかけだった。

久しぶりに人と出会って、話して、
「あれ、私、まだ誰かとちゃんと向き合いたいって思えるんだな」って気づいた。

でも、やっぱり聞かれる。

「前の結婚、どうして終わったんですか?」

悪気なく、自然な流れで。

こっちも構えずに話すようにしているけど、
内心ではやっぱり少しだけ、自分をジャッジされてる気持ちにもなる。

今の婚活市場では、バツイチって珍しくない。
パーティーでも、マッチングアプリでも、
「再婚希望」という文字はよく見る。

男女問わず、2回目の結婚を望んでいる人は多いし、
「1回目は勢いだったけど、2回目はちゃんと選びたい」っていう声もよく聞く。

でも、「当たり前」かと言われれば…
やっぱり、簡単なことではないと思う。

世間的にはオープンになってきたけど、
親の目、職場の目、そして“自分の心の声”。

「また失敗したらどうしよう」
「前と同じことを繰り返したら…」

そういう不安が、再婚のハードルを上げているのも事実。

だけど、思う。
たとえ一度うまくいかなかったとしても、
人を好きになる気持ち、誰かと人生を分け合いたいっていう気持ちは、
何度でも、ちゃんと芽生えるものだって。

それを「前に失敗したから」と抑え込むのは、
人生にもったいないことだと思う。

再婚って、失敗のやり直しじゃない。
“もう一度信じるチャンス”を、自分にあげることだ。

今度は、「こうしなきゃ」じゃなくて、
「一緒にいてほっとする人」「一緒に疲れられる人」を選びたい。

肩書きや条件じゃなくて、
“ちゃんと落ち着ける空気”がある人。

だから私は今日も、アプリを開く。
プロフィールには、正直に「離婚歴あり」と書いた。

相手にも、「離婚してるんですか?」と聞かれても、
「はい。でもそれも私の一部です」と、自然に言えるようになってきた。

バツイチの再婚は、当たり前か?
…人によると思う。

でも私は、「当たり前」にしたいと思っている。
それが自分の人生だから。

誰かの評価より、
自分がもう一度ちゃんと“誰かと生きてみたい”と思える気持ちを、
私は大切にしたい。

★★☆☆☆ (2 / 5)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です