地元を出て、都会に引っ越したのは今年の春。
最初は「とりあえず仕事のため」としか考えてなかった。
でも、住んでみてわかった。
“都会の出会いの多さ”、これ想像以上だった。
地元では「出会い」って、かなり限定されてた。
高校の同級生、職場、友達の紹介。
新しい出会いなんて年に数回あればいい方だった。
だから、正直なところ婚活アプリやマッチングって、
「うまくいくのは一部の人だけでしょ」って思ってた。
でも、引っ越して2週間――
もう3人とやり取りして、2人とは実際に会ってる。
とにかく「人」が多い。そして“婚活慣れ”してる人も多い。
東京、渋谷、新宿、池袋。
駅でマッチしただけでもすぐ会話が始まるし、
みんな“出会いに前向き”で、
変に構えたり、重たく考えてない。
田舎では「マッチングしてもメッセージ続かない」のが当たり前だったのに、
都会だと**「お互い暇だから今週末行ってみる?」が普通。**
これ、ほんとに衝撃だった。
出会いが多い=「自分の市場価値」も相対化される
でも、当然ながら“競争”もある。
・返信のペースが速い人が好かれやすい
・見た目も清潔感とプロフィールの丁寧さが必須
・「暇つぶし」感覚の人も一定数いる
つまり、「出会いは多いけど、雑なままだと埋もれる」ってことも実感した。
でも、これって逆に“磨ける環境”ってこと。
地方だと「出会いがないからしょうがない」で終わってたけど、
都会だと「出会いが多いから、今の自分じゃ勝てないな」って気づける。
だから、服も少し変えたし、プロフ写真も撮り直した。
話し方も、最初はちょっと丁寧に。
自分から「行動しないと選ばれない」環境って、成長できる。
引っ越してよかった。一人だけど、なんか希望がある。
一人暮らしで、最初は寂しさもあった。
でも今は、「人と繋がる可能性」が目の前に広がってて、
その寂しささえ、ちょっと前向きに感じられる。