初デートで、お茶もしなかった。約束してたのに。

投稿者: | 2025年4月16日

婚活アプリで出会った彼と、初めて会う日。
メッセージでは、優しくて気が利いていて、
「会ったら一緒にカフェでも行きましょう」って、彼の方から言ってくれてた。

私はそのつもりで、時間をあけて、服も選んで、
ほんの少し緊張しながら待ち合わせ場所へ向かった。

「はじめまして」のあとの違和感。
彼は、想像よりちょっと素っ気ない雰囲気だった。
でも、「初対面ってこんなもんか」と思ってた。
駅前で軽く挨拶して、歩きながら話す感じに。

でも、どこかに入る気配がない。
「このへんにカフェありますよね」と言っても、
「あー、混んでそうっすね」で終了。

……え?
今スルーされた?って思った。

「このまま歩いて解散?」って、不安になった。
15分くらい雑談しながら歩いたあと、
「今日はこのへんで。お仕事頑張ってください」って言われた。

え、ちょっと待って。

こっちは“お茶する”って言ってたから来たんだけど?
お互いを知る時間を楽しみにしてたんだけど?
なんなら、今日の予定は空けてたんだけど?

たった一杯のコーヒーすら、共有できなかった。
お茶って、ただの飲み物じゃない。
「あなたと少しの時間を共有したい」っていう、気持ちの証拠でもある。

それを「混んでるから」とスルーされた瞬間、
私の中で彼との“未来の可能性”も消えた。

「行動が、その人のすべてを語る」って、ほんとだった。
最初から「会ってもお茶はしません」と言われてたら、
むしろ好感が持てたかもしれない。

でも「行こうね」と言っておいて、
実際はその気がなかった――

それがいちばん悲しい。

これが“価値観のズレ”ってやつなのかも。
たった30分だけだったけど、
ちゃんと「合わない人だった」ってわかったことは、収穫だと思いたい。

婚活って、こういう小さな違和感を見逃さないことが、
自分を守る手段になるんだなって、あらためて思った。

★★☆☆☆ (2 / 5)

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