これは、何回か通ってみた人じゃないとわからない“現場のリアル”。
最初は、 「毎回違う人に出会えるのがパーティの良さ」
って思ってた。
でも、3回目あたりから気づいた。
あれ?この人、またいる……
ってなる。
名前は違うけど、顔は同じ。
プロフィールカードに書いてある名前や趣味は、毎回ちょっと変えてある。
でも、こっちは覚えてる。
話した内容、服の雰囲気、最後の「じゃあ、また」って言葉。
何回も会うと、気まずいというか、
「もう、常連同士だね」って気持ちになってくる。
なんか、自分も“常連感”出てきてショックだった。
何回か参加してるうちに、受付の人の顔も覚えて、
同じ女性を何人も見て、
ふと気づく。
これ、自分も『何回も来てる人』のひとりだ。
婚活パーティって、**新しい出会いの場所のはずなのに、
気づけば“同じ人間関係のループ”**に入ってる気がした。
でも、同じ女性が来るって、悪いことじゃないのかも。
それだけ「いい人に出会いたい」って気持ちがあるってこと。
何回も来るってことは、ちゃんと真面目に探してる証拠でもある。
お互い、疲れてるのかもしれないけど、
それでも足を運んでるって、けっこうすごいことだと思う。
婚活パーティで“何度も会った女性”と、今、LINEしてる。
最初はお互い、「また会ったね(笑)」って感じだったけど、
なぜかその日だけは、ちゃんとゆっくり話せた。
お互いの“婚活疲れ”が、ちょっと笑いに変わった。
「こういう出会い方もあるんだな」って、少し救われた気がした。