若い頃は、
「どれだけ話せるか」が大事だった。
でも今は――
“どれだけ無理せず話せるか”が、大事になってきた。
先日、婚活アプリで出会った女性。
初対面だったけど、なんとなく、会話のテンポが合った。
特別な話じゃない。
「昔どんな音楽が好きだった」とか、
「ポケベル持ってたよね」とか。
たぶん、アラフィフ同士だったからこそ、会話が“懐かしさ”に包まれてた。
同じ時代を通ってきた安心感というか、
「その言葉、わかるよ」っていう空気が流れてた。
若さには若さの良さがある。
でも、この歳だからこそ分かり合える瞬間がある。
また会えるかどうかは、わからない。
でも、「話が合うかもしれない」って思えたことが、
ちょっとだけ嬉しかった。