婚活アプリで「東大卒/年収1000万」というプロフィールを見つけた。
正直、「どうせ盛ってるでしょ?」と思いながらも、どこか気になってマッチング。やりとりは丁寧で、知的な印象。数日後、初対面にこぎつけた。
💬 第一印象は「普通すぎる」
待ち合わせ場所に現れた彼は、黒のスラックスにジャケット。清潔感はあるけど、特別オーラがあるわけでもない。
「〇〇さんですか?」とお互い軽く挨拶し、そのままカフェへ。
話してみると、確かに頭は良さそうだった。話題の引き出しが多く、時事ネタにも詳しい。だけど…どこかひっかかる。
❓ プロフィールの違和感
「文系?理系?」と聞くと、
「文Ⅰだったんだけど、2年で理転して、理Ⅲの単位も一部取った」
…えっ!? そんな話、聞いたことある?本当?
さらに、「大学院はハーバードの博士課程も合格してたけど、行かなかった」とか、「今はAI関連の起業準備をしてる」とか…。なんだか話が大きくなってきて、正直怪しい。
💻 検索してみた結果…
帰宅後、名前をネットで検索してみたけど、該当するような情報は出てこない。
SNSも「鍵垢」っぽくて投稿は見えず。職場も「いまはフリーで」とのこと。
これは…**典型的な“婚活ハイスペ詐欺風”**なのでは?
💡 なぜ女性が“自称高学歴”に引っかかるのか?
「東大卒」と聞くと、やっぱり安心感がある。地頭が良くて、努力家で、将来性もありそう。
でも最近は、「肩書きや学歴を武器にして婚活市場でモテようとする人」も増えてきている。実際、自称・医師/弁護士/外資コンサルの中に、実は無職だった人もいたと聞いた。
🤔 本人確認、どうしたらいいの?
本当に高学歴なら、大学名・学部・卒業年度を聞いてみる
「東大の何キャンパスだった?」など、リアルな質問をして反応を見る
できれば、SNSや共通の知人で“裏が取れる”と理想
もちろん、疑いすぎも失礼。でも自分の未来を預けるかもしれない相手なら、しっかり確かめるのは自分のためでもある。
❤️ 婚活で本当に見るべきところ
今回の件で学んだのは、「肩書き」や「プロフィールスペック」ではなく、
・言葉に責任を持てる人か?
・誠実なやりとりを続けてくれるか?
が重要だということ。
そして、「本当に東大卒かどうか」は、実は大きな問題じゃなかった。
「嘘をついたこと」が、一番信頼をなくした要因だったと思う。
🔚 まとめ
婚活での出会いは、“プロフィールとのギャップ”との戦いでもある。
でも、だからこそ見極める力、自分の直感を信じる勇気が大切なんだと改めて感じた。
次こそは、スペックじゃなく「心で向き合える人」と出会いたい。
嘘をつかない、等身大の人と。
それが一番、幸せな結婚につながると思うから。